プレゼン重要なのは「いいパワポ」はじゃなかったんだ。「相手をどれだけ楽しませるか」が1番大切。
みなさんは、プレゼンをする時に1番大事なことはなんだと思いますか?
僕は、今日までプレゼンで1番重要なのは「パワーポイント」や「資料」だと思ってました。
僕は今アメリカのカリフォルニア州にある大学に留学しています。
今期に取っているビジネスコースの授業で、今日はじめてプレゼンテーションをチーム対抗でしました。
このプレゼンで僕が「すごいなぁ」って思ったことがあります。
それは、プレゼンをしている人が、聞いている人たちを惹きつけていたことです。
話す声の大きさを変えたり、ボディーランゲージを多めにしたりして聞いている人たちを楽しませていました。
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僕は今日まで、プレゼンで大事なのは、「わかりやすいパワーポイント」だと思ってました。なので、大学でのプレゼンでは「パワポを作ること」に集中してめちゃめちゃ時間を使ってました。その結果、資料がわかりやすくても話している内容がメチャ
クチャになっている時が多かったです。
今日のプレゼンでは、もちろん資料も日本で僕が作っていたものとは全然違って、
「海外のパワポめちゃめちゃカッコいい。」
って思ってました。
これがそのパワーポイントの一部です。
今回の発表は、「クラスメンバーで行く旅行の計画を立てる」がテーマでした。移動時間や旅行当日のスケジュールなどを調べて資料を作って発表しました。
パワポでも僕は「すごいなぁ」って思ってたのですが、1番ビックリしたのは日本人学生以外の留学生による発表です。
海外の学生は、「ボディーランゲージ」がすごく多いです。今回のプレゼンでは、旅行計画をテーマに発表したのですが、海外の学生がプレゼンしている時は、自分が実際に旅行している様子をイメージできるような感覚になりました。
僕が聞いていて惹き込まれたチームが旅行計画の場所に選んだのは、「サンタカタリーナアイランド」というカリフォルニア州のアーバインという地域からフェリーでいける島で、カヤックやサイクリング等が有名な場所です。
カヤックは、川や湖で自分でペダルを漕ぐカヌーみたいなものです。
僕は今までカヤックもカヌーも乗ったことがなかったので、実際にどんなものイメージできませんでした。
でもその留学生は、「ボディーランゲージ」を使ってカヤックに今乗っているように感じさせてくれる話し方をしてました。
彼がプレゼンの時に全身を使って表現していたことは、
・カヤックを漕いでいる様子
・チーム対抗でカヤック競争している様子
・カヤックが終わった後にみんなでご飯を食べている様子
でした。
プレゼンを聞いているというよりは、一つの劇を見ている感覚でした。
日本の大学にいる時は、僕も含めて「退屈なプレゼン」が多かったのかなと思います。ただ棒読みになっていて、発表している人も退屈そうに発表している感じでした。聞いている途中で興味がなくなったり、眠くなったりしてました。
でも海外の学生のプレゼンを聞いている時は、実際に自分が旅行しているように感じてめちゃめちゃワクワクしていました。
このプレゼンを聞いている時に思ったのが、1番大切なのは「パワポ」や「資料」じゃなくて、
「聞いている人をどれだけワクワクさせてあげられるかどうか」
だと思いました。
また、誰よりも楽しそうにプレゼンをしていたのが「発表している人」でした。楽しそうに発表しているのが、声や仕草から伝わってきて聞いている僕たちもワクワクしてプレゼンを楽しめました。
聞いている人をワクワクさせるには、
まず自分がワクワクしないといけない。
僕はこれを他人から言われたら、
「当たり前じゃん。つまんなそうにしてる人の発表はつまんないよ。」
って思います。
でも僕は今までずっとつまんない発表をしてきてたんだと、今日の海外の学生の発表を聞いて実感しました。
僕は、あと9ヶ月ぐらいアメリカの大学で勉強できるので、残りの9ヶ月間で少しでも聞いている人をワクワクさせられるようなパワポを作れるように頑張っていきたいと思います。
皆さんも、もし何か発表する場があったらぜひ、ボディーランゲージを多く使って、聴く人をワクワクさせてみたください。
プレゼンが楽しくなると思います。
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