話は完結に!結論ファーストで話すためのコツ
「結論から話すこと」。これは会話において非常に重要なスキルであり、面接でこれができていると就職活動でも有利になります。しかし、そもそもなぜ結論から話さなければならないのでしょうか。そして、どうすれば結論から話せるのでしょうか。
今回はその理由と方法を僕のインターンでの経験をもとにお話しします。
例えば、会社の同僚や友人と話している時に、自分の話が相手に伝わっていない時ってありますよね。
自分では整理して話しているのに、相手が理解してくれない。そんな時は、一度自分の話の伝え方に着目してみてください。
話の具体例や自分の意見など、順番がバラバラの状態で話してしまってると、話の相手は、
「どの部分が1番キーポイントなの?」
「結局何を伝えたいの?」
と感じてしまいます。
まず結論ファーストとは、”自分が相手に1番伝えたいこと”や”相手が1番聞きたい”と思っていることを最初に伝えることです。
たとえば、
友人とレストランに行くシチュエーションがあった時に、どこ食べに行きたい?と言われたらあなたはなんと答えますか?
「〇〇の店に行きたい」と答える人が多いとおもいます。
このシチュエーションでは、相手が何を食べたいか?と聞いているので、〇〇が食べたいと答えると結論ファーストで答えていることになります。
もしここで、
「今は中華の食べたい気分だし〜、でもカレーも食べたいし〜」
と答えてしまうと、
相手は何を食べたいか?と聞いているので、
相手の質問に正確に答えていないことになります。
もちろん、友達と会話で
「結局何が食べたいか完結に言って」と伝えてしまうと友達がいなくなってしまうのであまりオススメはしません。
では、会社や目上の人と話すシチュエーションに置き換えてみましょう。
あなたが営業職だったとして、今から上司に1日の活動報告をする場面を思い浮かべてみてください。
上司から「今日はどれくらいアポイントとれたの?」と聞かれたら、どう答えるのが結論ファーストになるのでしょうか。
「今日は、〇〇の地域の会社を中心に回って、何件ぐらい取れそうだったのですが、」
と会話を始められたらあなたはどう思いますか?
いや、何件取れたか聞きたいだけなんだけどなって感じると思います。
僕も営業インターンをしていた時に何度も上司から、
「相手が聞いている質問にまず答えた方がいいよ。」
「その質問に答えた後に自分の意見や気づいたことを伝えた方がいいよ」
と言われました。笑
結論ファーストで話すためにはまず、相手が質問してきたことに1文で完結に答えることが大切です。
完結に答えることで伝える情報が少なく、正確に相手に伝えることができます。
相手がしてきた質問の答え以外に、自分に意見などを混ぜてしまうと相手に伝える情報が増えてしまうので正確に伝わらないこともあります。
もし仕事や目上の人と話していて相手の人から何か質問をされた時は、相手が1番何を聞きたいのかということを考えてみましょう。
そうすることで、相手に伝えるべき情報が明確になり正確な情報を伝えることにつながります。
相手が求めているものを1番最初に答えることでコミュニケーションも円滑になり、相手を困惑させることも少なくなるのでスムーズな会話ができるようになります。
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