give & takeの問題点【相手へのgiveにバランスを】

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give&takeとは、ビジネスの場でよく聞く言葉です。

また、ビジネスの場だけではなく日常生活の中にも見えないところに存在しています。

giveをしたら、takeができる

自分のgiveによって相手からのgiveが自分にも来ると考えている方がほとんどでしょう。

自分が友人にしたgiveに気づいてもらえないと、少しずつ心の中に不満が溜まってしまいます。

giveをしたら、相手からいつかそのgiveが返ってくる。

そう思ってしまうがゆえに、相手からの見返りがなかった時に不満が出てきます。

 

相手に気づいてもらえなかった時に、あなたのgiveには価値があるのでしょうか。

今回は、give & takeが人間関係にいい影響を与えるために必要なことについてお話しします。

 

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【give and take】

give & takeとは、

相手に何かを与えたら、それの見返りとして相手にも何か自分に返してもらう姿勢のことです。

たとえば、

仕事などで困っている時に誰かから手伝ってもらったりすれば、後でその相手の仕事を助けたり、相手の利益になることをするということです。

give & takeは日常生活において、広く知れ渡っている一般的な考え方です。

また、小さい頃にgive & takeは社会で生きていく上で重要な考え方だと、教えられたことがある方も多くいると思います。

このgive & takeですが、実は日常生活を円滑にするどころか、返って友人との関係性を悪化させてしまいます。

なぜなら、give & takeは「見返り」を前提としてしまっている場合があるからです。

そのため、相手があなたのgiveに気づかないと、相手からの見返りが来ず、相手への印象が次第にマイナスに転じてしまいます。

そして状況が悪化した際には、関係性が壊れてしまいます。

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【相手に伝わらないgiveは0】

相手にgiveした時に気づいてもらえないと、心なしか寂しいですよね。

けっして、相手が気づかない程のさりげないgiveが悪いというわけではありません。

ただ、相手に伝わらないgiveをし続けてしまうと、

「なんで自分は相手にここまで尽くしているのに、相手は何もしてくれないんだ」

「見返りを求めない無償の思いやり」が、いつしか相手から「見返りをもらうためのgive」になってしまいます。

 

そして、相手に見返りを求めるようなgiveになると、相手からの見返りがないと相手にgiveしようとしなくなります。

 

たとえば、

友達の家に遊びに行った時にお礼として部屋掃除や食器洗いをしたとします。その掃除や食器洗いをしたというgiveが相手に伝わらない場合、相手はあなたに対してgiveをしようとしないでしょう。

その理由は、

相手があなたからのgiveに気づかなければ、そのgiveは存在しないに等しいからです。

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 【giveのバランスを大切に】

give & takeは、見返りを前提としているため、相手に届かないと意味をなしません。

見返りを期待していないgiveでも、心の底で相手からの見返りを求めています。

相手からのgiveが少なかったり、なかったりすると、相手からの見返りがないことに嫌悪感を覚え、次第に相手の印象が悪くなってしまいます。

 

give&takeは、「見返り」を前提としています。

なので、giveは相手に気づいてもらえないと意味がないのです。

相手に伝えずに、部屋掃除や食器洗いをしても相手は気づかないことがほとんどです。

最初は無償の思いやりでやっていたgiveが、相手からの「見返り」がないことでgive & takeを意識し始めます。

友達だったとしても、give & takeの姿勢を少なからず持ってしまいます。

 

こんな時は、

giveのバランを取りましょう。

「相手に伝わるgive」「相手が気づかないさりげないgive」のバランスをとることで、相手からの見返りを過度に要求しなくなります。

なぜなら、相手にgiveが伝わると相手は自分に対して見返りをくれるからです。

 

相手からの見返りを過度に求めたくはないですよね。

相手に伝わらないgiveばかりになって、相手からの見返りを求めてしまう前に。相手にあなたのgiveに気づいてもらいましょう。

 

お互いが相手からのgiveにきづき、自然とお互いが相手にgiveできるようになる。

この関係性が続けば、give & takeへの意識が薄れていき、「見返り」を求めることなく相手にgiveできるようになるでしょう。

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