無計画の人生だって構わない【流れ着いた場所でどれだけ頑張るかが大切】
将来自分が何になりたいか。
幸せな人生を送るためには、人生を設計することが大切だ。
世の中にいる「成功者」と呼ばれる人がみなさん口を揃えて言う言葉です。
しかし、自分の人生設計をしないと、成功はできないし、後に後悔が残る。
本当にそうでしょうか。
自分の人生を計画することに固執して、今やらなければいけないことをおろそかにしてしまってはいませんか。
人生何が起こるかわかりません。
ましてや、自分の人生が計画通りに進むことなんてほぼ100%と言っていいほど、ありえません。
今回は、「人生設計することよりも大切なこと」についてお話しします。
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【一度決めた道が、人生の正解じゃない】
最初に決めた人生の目標が、絶対的な答えではありません。
その目標に向かって進んでいくうちに、いろんな人に出会い、新しい知識や考え方も自然と自分の中に入ってきます。
今まで知らなかった情報を知ったり、新しい経験をすることで「自分が目指したい場所」も自ずと変化していくでしょう。
そうなった時に、新しい目標に進むことから遠ざかってはいませんか。
本当は別の新しいことを始めたいと心の中で思いながらも、最初に決めた目標に固執してしまっている。
こうなってしまうと、自分で自分の可能性を潰してしまいかねません。
時には、
一度決めた目標を変えることも1つの選択肢です。
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【流されたって構わない】
自分のいる環境。
自分の周りにいる人。
好きなことや自分のやりたいことは、その時々によって変化します。
僕は大学1年生の時、公認会計士になることが夢でした。
会計士のための予備校に通ったり、教材を買って毎日のように勉強していました。
しかし、大学3年生になり就職活動のためにたくさんの会社説明会に行き、
「本当に自分のやりたいことは会計士なのか?」
と自問自答する機会がありました。
僕は飽き性であまり信念が強くありません。
なので、環境が変われば考え方や好きなこともすぐに変わってしまいます。
もちろん信念が強く、一度決めたことに対して自信を持って突き進める人を羨ましいと思います。
会社説明会でたくさんの方とお話しする中で、僕の目指す夢が「たくさんの人から慕われる営業マンになること」に変わりました。
大学3年の春に、会計士になるための2年間の勉強計画を白紙に戻して、
今度は「営業職」という目標を選び、ベンチャー企業でインターンをする道に進みました。
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【目指す場所ではなく、目指す方向を決める】
「人生のゴールを決める」と聞くと、難しく感じてしまいますよね。
自分が決めた目標が大きければ大きいほど、ハードルも高く感じてしまいます。
また、一度そのゴールを決めてしまったがゆえに、その目標に固執してしまうこともあります。
「やりたい事」や「目指したい目標」は、その時々で変化する人の方が多いのではないでしょうか。
一度決めた目標に執着してしまうと、「やりたい事」が変わった時になかなか新しい一歩を踏み出しづらくなります。
自分の人生において決めておくと良いことはたった一つです。
それは、
自分が進みたい人生の方向です。
「人生のゴール」という点を決めるのではなく、
「人生の方向」という道を決めることが大切です。
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【まとめ】
自分が何をしたいのか。
自分は何になりたいのか。
この2つの問いへの答えは、その時々によって変わって行きます。
一度決めた事を生涯やり続けられる人は、そう多くはありません。
人生無計画で流され続けてもいいんです。
周りの人からは、「信念がない」「自分の軸がない」など言われるかもしれません。
しかし、自分の人生を設計するよりも大切なことは、
自分が流れ着いた場所で全力で頑張ることです。
将来の心配ばかりして、目の前のことがおろそかになってはいませんか?
人生の目標を決めるのではなく、自分が進みたいと思う人生の方向を決めることが重要です。
もし今、「人生の計画を立てる」という答えのない迷路を彷徨ってしまっていたら、
自分が進みたいと思う人生の方向には何があるのか
と考えてみてください。
仕事・趣味に関係なく、自分が進みたい方向が決まれば、自ずと自分がやるべきことも見えてくるでしょう。
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