中国へのイメージが一変【中国の友達から聞いた面白いお話】

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僕は今アメリカのカリフォルニア州に留学しています。

カリフォルニア州の中でもメキシコに近いIrvineと呼ばれる地域です。

この地域では、中国を筆頭に台湾、アメリカ、マレーシアなど多くのアジア人が生活しています。

僕が留学している大学では、50%の生徒が中国から来た学生です。

なので、普段生活している中で多くの時間を過ごすのが中国人の学生です。

 

今回は、

中国人の友達から直接聞いた中国の文化の話から興味深いと感じたものを3つご紹介します。

この記事を読んだ後には、中国へのイメージが180度変わるでしょう。

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【日本の義理人情を超えるgive&takeへの考え方】

これは、中国人の友人の引越しを手伝った時のエピソードです。

その友人は、新しいアパートメントに引っ越すことになり、1人では到底運びきれないほどの荷物を整理していました。

 

僕は、その友人が引っ越すことを知っていたので、手伝って欲しいと連絡が来るんだろうなと思っていました。

引越し日の3日前に彼から電話が来て、引越しを手伝うことになりました。

 

引越しの当日に荷物を運び出す前に彼が僕に「中国の文化」について教えてくれました。

彼の話によると、

中国では、何もかも1人でしようとするのではなく、友人や家族と協力して1つのことをする習慣があるそうです。

そして、手伝ってもらったお礼に「ご飯をご馳走したり、お金を払うこと」が文化として根付いているのです。

 

「お金」と聞くと、あまり良いイメージは持ちませんが、

自分がもらった相手からのgiveに対しては、きちんと相手に同等以上のものを返す。

こういった考え方が国民性として根付いている点に驚きました。

日本では、give and takeへの意識の度合いは人によって異なります。

しかし、僕がアメリカで知り合った中国人の友達みんな、

give & takeは信頼関係を構築する上で絶対に欠かしてはいけないもの。

と共通認識のように心得ていました。

 

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【汚い言葉に厳しい国民性】

中国では、「他人を罵倒する言葉」や「卑猥な言葉」に対してとても厳しいです。

公然の場だけではなく、友人同士の間でもこういった言葉を使うことはほとんどないそうです。

しかし日本では、高校生や大学生が会話の中で、こういった言葉を使っているところをよく見かけます。

僕自身も友人との会話の中で、これらの言葉使うことはよくあります。

 

中国では政府の力が強く、特に国民をコントロールしようとする傾向にあります。

これは有名な話かもしれませんが、

あるアニメのキャラクターが中国の大統領に似ていると中国内で噂になった途端に、

そのキャラクターのグッズや情報がすべてタブーになったそうです。

 

国民が話す言葉まで、国がコントロールしようとする程に政府の力が強いため、

「一般的に良いイメージがない言葉を発してはいけない」という国民性が根付いているのです。

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【自分の将来への意識】

中国から来ている学生は、自分の将来について常に考えています。

 

しかも、語学学校に来ている中国人の学生は、高校を卒業したばかりの18歳・19歳の人ばかりです。

大学1年生の時から自分の将来について考えているなんてすごいですよね。

僕が大学1年生の時は、バイトと飲み会のことしか考えていませんでした。

 

 

一方で、日本人の留学生はあまり自分の将来について考えている人が少ないように見受けられます。

留学後に就職活動を控えている年齢の人ですら、自分の将来についてほとんど考えていない場合が多々あります。

 

日本は勉強しない国と言われますが、留学に来ている中国の学生を見ていると、その事実も受け止めざるを得ない状況だと身を以て体験しました。

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 【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

アメリカのGAFAGoogle/Apple/Facebook/Amazon)の後は、中国のBATH(百度/アリババ/テンセント/ファーウェイ)が次世代を担うと言われています。

ここまで中国が発展しているにも関わらず、

僕自身、今まで中国の方と接する機会がなかったので、中国について何もしれませんでした。

中国には、まだ舗装されていない道路やホームレスがたくさんいる。

そういったイメージが頭の中を支配していました。

 

今回お話した内容は、ビジネスに関係する部分はほとんどありません。

しかし、こういった中国の国民性が中国の成長を支えているのではと思います。

 

 

アメリカ留学では英語以外にも、中国についてたくさんのことを学ぶことができました。

このような恵まれた環境で学べることは貴重なことです。

 

残された留学期間はあと6ヶ月しかありませんが、後悔のないように毎日を過ごしていけたらと思います。

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