年上の人に「敬語」を使わないのは抵抗がありすぎる。でもフレンドリーになりやすい🇺🇸

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今日は、アメリカに来る前には思いもしなかった事に出くわしました。

それは、

「年上」の人に敬語なしで話す事です。

 

みなさん知ってると思いますが、英語には「敬語」がないです。年齢に関係なくみんな同じ言葉を使って話します。厳密には、フォーマルな言葉を使うことで相手に敬意を示すのですが、「敬語」という言葉自体はないです。

 

小学生ぐらいの小さい子も、働いている社会人の方も関係なく、みんな同じように挨拶をしたり、バス停で話したりしてます。

小学生ぐらいの小さい子がお年寄りの方に、

「今日の気分はどう?今日は天気が良くて気持ちいね」

って声をかけてました。

 

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アメリカに来ている日本人留学生もあまり「敬語」を気にせずに話しています。語学学校にはいろんな年齢の方がいるのですが、日本人同士で話す時はあまり「敬語」を気にしていません。

 

ずっと、「敬語」のある日本で生活して来た僕にとっては「敬語を使わない」って事はかなりハードルが高いです。

そんな時に、いきなり「敬語」を使ってはいけないというシチュエーションに出くわしてしまいました。

 

 

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毎週金曜日にロサンゼルスまで車で行って、英語と日本語の両方を使ってディスカッションをする「大学のサークル」のようなものに参加してます。そのディスカッションは、僕がアメリカに来る時に使った留学エージェントの会社で毎週行われてます。

 

その会には、その留学エージェントの社長さんも参加してます。その社長さんは日本人なのですが、アメリカで生まれて、アメリカで育ったので「価値観」や「文化」はアメリカです。生まれてからずっとアメリカに住んでいるのですが、日本語も話せます。

 

そこでびっくりしたのが、社長さんがいきなり僕に

「敬語使わないで。」

「あと、さん付けして名前呼ばなくて良いよ」

って言ってきました。

 

アメリカでは、「敬語」の文化がないです。

なので、そのサークルの時は、言葉が日本語になっても社長さんと話すときは「敬語」をなしで話して欲しいって言われました。

 

僕は社長さんに言われるまでずっと「敬語」を使って挨拶していたので、「敬語」を使わないことにめちゃくちゃ抵抗がありました。

「敬語」を使わないように気をつけて話していたのですが、気づいたら「敬語」を使っていて、社長さんの名前も「さん付け」で呼んでしまってました。

 

敬語を使わないように気をつけていてもつい、

「お疲れ様です!〇〇さん。」

って言ってしまって、すぐ

「あ、おつかれ。〇〇」

と言い直してました。

 

「敬語」を使わないで目上の人と話すのは親以外では初めてだったのでとても新鮮でした。インターンをしていた会社の上司と話す時や学校の先生と話す時など、今までずっと「敬語」を使ってきました。

でも、目上の人と「敬語」を使わずに話すことで、「敬語」を使う時よりもかなりフレンドリーに話せた気がします。

 

最初の方は「敬語」を使わずに話すのにはかなり抵抗がありました。でも、一度話してみるとどんどん慣れて言ってサークルが終わる頃には友達と話しているような感覚で話せてました。

 

アメリカでは、年齢に関係なく会話をする文化なので「敬語」もなく、とてもフレンドリーになれるアメリカに来て感じました。

 

先月までホームステイをしていたのですが、その家のホストファミリーと話すときもフレンドリーに友達と話してるみたいでした。

 

朝起きてホストファミリーと一緒に朝ごはんを食べる時は、

「おはよう!今日は何するの?」

「今日はどこに買い物に行くの?」

という感じで友達と話すみたいに会話してました。

そのおかげで、とても距離が縮まったような気がします。

 

当たり前なのですが、日本で目上の人と話す時は「敬語」を使って話します。なので、最初の方は少し距離を感じて、親しくなるまでに時間がかかっていると思います。「敬語」は目上の人を敬うために大切だと思うのですが、親しくなるのに時間がかかってしまう原因にもなっているのかなと感じました。

 

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