自分を叱ってくれる人がいない時こそ自分を見つめ直さなきゃいけない。

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アメリカに来てから自分を叱ってくれる人が

ほとんど皆無と言っていいほどいませんでした。

 

アメリカに来る前に2年程、ベンチャー企業

インターンをしていた時は毎日といっていいほど

何かしらで注意されていました。

 

「期日までに何回か先方に確認連絡したの?

「今週のノルマをクリアできてないけど、月次のノルマは達成できるの?」

「商談に行く前の事前準備で全てが決まるけど、満足いくまでした?」

 

こんな感じで毎日言われていました。

 

その環境にいたからこそ、毎日自分を見つめ直していました

注意されたところはメモして、同じ間違いを二度と繰り返さないように

気をつけていました。

 

でもアメリカに来て、環境がガラッと変わり

自分を見つめ直す時間が明らかに減っていました。

もっと早く気付くべきだった...

 

アメリカで生活している中での「気づき」のようなものは、

細かくノートに記録していたのですが、

一番大事な”自分を見つめ直す”ということを完全に忘れていました。

 

アメリカに来てはや3ヶ月、

日本との交通機関の違いや人柄の違いなど、周りの環境の違いには、

アンテナを張って色々と考えていたものの、

自分のことについて考えることを怠っていたので、

人としての成長が止まっていたのかもしれません。

 

少なくとも僕はそうなのですが、

何か失敗した時に注意されると

「自分が悪かった。変わらないといけない」

と深く反省することで自分を見つめ直していました。

インターン以外にも大学の先生や会社の上司の方、

バイト先の塾長先生など、日本にいた時は自分を見てくれて

注意してくれる人たちで溢れていました。

 

これは良くも悪くも自分はラッキーだったと今でも思います。

 

「好きの反対は、無関心」

と言うように本当に呆れられると「嫌い」という感情も

なくなる。

という風に会社の上司の方に言って頂きました。

 

相手に好かれると言うことも大事なのですが、

それ以上に自分を叱ってくれる人がいたことにもっと感謝すべきでした。

今、インターンの時の記憶を思い返してみると、

褒められた数よりも叱られた数のが多かったと思います(^_^;)

 

飛び込み営業に慣れて来て、叱られることがすくなって来たと思ったら

今度はライティングの仕事をした時に叱られ、

クライアントさんとのやり取りで抜け漏れがあり叱られ。

今思い返すと、叱られたことばっかでした。

でも、その叱られたことで、

「次は同じ失敗はしないようにしよう。」

「次同じミスをしたら自分は成長しない。」

と自分を見つめ直して、少しづつ成長できたのかもしれません。

まだまだ21歳のただの学生ですが...汗

 

テニス業界で有名な”松岡修造さん”の名言でこんな言葉があるのを

たまたまテニス関係のサイトを見ている時に見つけました。

 

「褒め言葉よりも苦言に感謝」

 

叱られている時は、

「なんでこんなに叱られるんだろう。シンドイなぁ。」

としか思っていませんでした。

なので、インターンをしていた時にこの言葉を見ても、

「苦言はなるべく言われないに越したことはないでしょ」

とぐらいしか思ってなかったと思います。

 

でもいざ自分を叱ってくれる人が周りからいなくなると、

叱ってくれる人がいたから自分を見つめ直して成長できていたんだなと感じ、

叱られてもらっていたことはありがたいことなんだと思いました。

 

今ならこの松岡修造さんの言葉を少し理解できるかもしれません。

 

また、上司の方にこんな言葉を言われたのも思い出しました。

「若いんだから、いっぱい傷つけ。その方がミズキくんのためになるから」と。

 

もしかしたら、アメリカに来てから自分が傷つく環境から知らぬ間に

逃げていたのかもしれません。

平日は学校に行って、休日はどこか観光に行く

この繰り返しをしていました。

その結果、「自分が失敗して傷つく環境」から遠のいていました。

 

本来であれば、周りの人に叱られなくても自分を見つめ直すことが

できる方がいいのですが、少なくともまだ僕はそこまでできた人間では

なかったです。

 

会社に就職するのは、留学が終わってからなのでまだ先になりますが、

少なくとも会社に入るまでには、

「周りの人に叱られる前に自分を見つめ直す」

ことができるようになれればいいなと思います。

 

松岡修造さんの言葉からあるように、

苦言に感謝

今の僕にはこの言葉がぴったりな気がします。

 

ただの学生がこんな言葉を言う資格はないかもしれませんが、

失って初めて今まで周りにあったものの

大切さに気づく。

この言葉は、本当なのかもしれません。

 

一日一回、一週間に一回でもいいから、

ノートに書いたり、友達と話したりして自分を見つめ直す時間を

これから欠かさずに作っていけたらなと思います。