自分を律することは難しい〜アメリカに来て感じたこと〜
アメリカといえば、”自由の国”というイメージを持つ方が多いと思います。
僕もアメリカに来る前から、
「アメリカは自由の国だ。だからなんでもできる。」
そう思って来ました。
でも自由に裏には「責任」が伴う。
自由であるがゆえに自分で自分を律しないと生活することが難しい。
アメリカに来てすごく実感しています...
今日はアメリカに来て実感した「自分を律することの難しさ」についてお話しします。
アメリカが自由の国と呼ばれる由来は、
1783年9月3日までの間イギリスとアメリカの間で起こった独立戦争の結果、
イギリスの植民地であった13の地域が正式の独立を宣言し13の州ができました。
新しくできたアメリカには、当時のヨーロッパなどで主流だった身分階級制度や格差はありませんでした。宗教や身分による迫害がない国、ゆえにアメリカは自由の国と呼ばれているそうです。
こういった歴史的背景からも今のアメリカ国民の国民性に影響が出ていると思います。
アメリカでは、
店員さんのお店での接客が自由だったり、
小学生でもタトゥーを入れている人を見たりしました。
「なんて自由な国なんだ。これがアメリカか。」
僕はアメリカに来た直後はこの感情であふれていました。
でも3ヶ月ほど生活して見て僕が一番感じたのは、
「環境が自分を律してくれない。」
つまり、
自分で自分を律しないとすぐにダラけてしまう。
日本にいるときには働くことができていたので、インターンや塾でのバイトなど厳しい環境に自分の身を置くことで自然と自分を律することができていました。
正確に言うと、環境に頼って自分を律していました。
アメリカでは様々な国から多くの学生が大学に学びに来ています。
他国の学生がアメリカで勉強するには、学生ビザを取得する必要があります。
しかし、この学生ビザではアルバイトをすることができないのです。
なので、基本的に学校以外の時間は自分の時間で、何をするかは自由に決めることができます。
インターンをしていた時は、クライアントさんを対応しないといけない期限が決まっていたり、月ごとに達成しないといけない成果目標があったりと自分を管理せざるを得ない環境がありました。なので僕も普段から自分の時間を管理したり、やるべきことを管理したりしていました。
endeavor-inmylife.hatenablog.com
でもアメリカに来たらそういった自分を縛る環境がなくなったので、一気に堕落してしまいました。
起きる時間もバラバラ。
バイトも行かない。
「このままだとまずい。」
と思った僕は友人に教えてもらいながらブログをはじめました。
ブログを始めるまでは、毎日1記事更新することがこんなにも難しいとは思っても見ませんでした。アメリカに来て自分を律することができていない状況になっていたのでなおさらです。
毎日決まった時間に起きる。
毎日決まった事をする。
一見簡単そうに見える事なのですが、実際にやってみるとかなり難しいです。
アルバイトやインターンでは自分を律する前にアルバイト先や会社に行かないといけないので自然と自分を律することができます。
でも自分で何かする事を決めてそれを継続的にする事は自分の時間を自分で管理して行動しないといけない。
なので想像よりも難しいと思います
インターンやバイトが終わって少し管理が雑になっていた「時間の管理」をもう一度厳しくしようと思います。
googleカレンダーにその日にやる事とやるべき時間を設定して、終わらない限りは絶対遊ばないと決めて、実行していこうと思います。
今のダラけている自分をもう一度厳しく律し直すことは簡単には行かないと思いますが、できていた時の自分を思い出しながら頑張ろうと思います。
自分を律したいと思ったら、なんでもいいので何か継続できる趣味などを見つけてチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
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