相手の気持ちを自分に投射する。【お願いごとを頼む時のルール】

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皆さんは、「相手の立場になって相手の気持ちを考える」ということをできていますか?

あなたが友人に何かお願いする時。

あなたが仕事で上司に何かお願いする時。

 

あなたが誰かにお願いする時に、相手はどういう感情抱いているか考えることは大切です。「相手に伝えた自分のお願い」は相手にとって義務ではありません。なので、相手にどうやったら「快く」自分のお願いを引き受けてもらえるかということを考える必要があります。

 

今回は、相手にどう伝えたら快くお願いを聞いてもらえるかということをテーマに相手の気持ちを考えることの大切さを説明します。

相手に快くお願いを引き受けてもらう方が安心しますよね。何かを他人に頼む時は、気を遣います。時には、他人に頼まずに自分ですれば良かったと後悔する時もあります。

しかし、どうしても自分では手が回らず、お願いせざるを得ない時も出てきます。そうなった時に、相手に自分のお願いを快諾してもらえると気が楽ですよね。その方法を今回はお伝えできればと思います。

 

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【相手の気持ちを自分の心に投射する】 

 

あなたは友人や上司に何かをお願いする時に、相手の気持ちを考えていますか?あなたがお願いをした時に相手はどんな感情を抱くのでしょうか。

 

「あなたのお願いなら喜んで引き受けよう」

と思ってることなんてほとんどありません。ほとんどの人は最初、「なんで僕が?」「なんで私が?」というマイナス感情からスタートしてます。

 

例えば、あなたが友人の気持ちを考えずに買い出しをお願いしたとしましょう。相手の友達は、「なんで自分が買い出しに行かないといけないの。自分で買ってくればいいじゃん」と感じると思います。

 

仮にお願いした時に、相手は笑顔で快諾してくれても心の中では、

「なんで私がこんなことしないといけないの?」

と思ってるかもしれません。

 

逆にあなたが友人から何かお願いをされた時にどう感じますか?

何も説明がない状態でお願いをされたら、

「なんで僕がしないといけないの?」

と感じると思います。

 

つまり、自分がお願いをされた時にネガティブな感情を少しでも抱いていれば、相手も同様にそのネガティブな感情を抱いています。

 

 

重要なのは、

相手がどんな感情を抱いているか推測することです。

 

相手の気持ちを全く考えずにお願いすることは、ただのワガママです。

 

 

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【どうすれば快く”お願い”を引き受けれもらえるか考える】

 

まず大切なのは、お願いの内容を相手が理解しやすいように完結に伝えることです。先程の買い物の例をもう一度使ってみましょう。

 

あなたが買い物を頼まれた時、買い物リストを渡されず、適当に食べ物買ってきてと言われたらどう感じますか?

「何が必要なんだろう」

「どれくらいの量を買ってくればいいんだろう」

と疑問が上がってくると思います。

 

しかし、「買ってきて欲しいものと量」や「スーパーの場所」を伝えてもらった上で、買い物をお願いされたらどうでしょう。

買うべきものと行く場所が明確になっているので、買い物へのハードルが下がります。

お願いされた側は、その買い物に義務感を感じません。なので、そのお願いについて考えようとはしません。

 

つまり、相手がお願いの内容について考えなくても引き受けられるように伝えることが相手に快く引き受けてもらうことにつながります。

 

 

 

【相手の立場に立つ=相手の感情を考えること】

 

相手の立場に立って考えるという言葉だけ聞くと抽象的でわかりにくいと思います。しかし、そこまで言葉の意味を深く考える必要はありません。

 

重要なのは、「自分が同じことを頼まれたり、言われた時にどう感じるか」を考えることです。

 

それを考えることで、相手の気持ちを推測することができ、結果的に相手の立場に立って考えるということにつながります

 

今度、友人や上司に何かお願いをする時には、「自分が同じことを言われたらどう感じるか」と「お願いの内容を明確に伝える」ということを意識してみてください。きっとお願いを受けた側の人は、快く引き受けてくれるはずです。

 

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