話がおもしろい人の陥いるワナ。真のコミュニケーション力とは?

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自分の周りに話が面白くて人が集まってくる人っていますよね。学校や仕事場など、どこに行っても絶対1人はいる面白い人。その人はなぜ話が面白のでしょうか。

経験が多くて話すネタが豊富だから面白い=コミュニケーション力が高いと多くの人が勘違いしています。

決してそんなことはありません。

 

経験が豊富で、話のネタがたくさんあっても話が面白くない人はたくさんいます。

「話が長かったり」

「話がわかりにくかったり」

どれだけ話の内容がおもしろくても、話し方次第でおもしろく無くなってしまいます。しかし、本当にコミュニケーション力が高い人の要因は「話す内容」や「話し方」ではありません。

 

どれだけおもしろい話を聞いていても、相手は途中から飽きてしまいます。

仮に楽しそうに話を聞いていても、心の中では退屈しています。

 

では、なぜ聞いている側はおもしろい話を聞いても飽きてしまうのでしょうか。

 

その理由を考えるとともに、真のコミュニケーション力を持つ人の特徴を見ていきましょう。

 

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【会話という言葉の再認識】

みなさんは「会話」という言葉の意味をきちんと説明できますか?

多くの人は「会話」の意味を履き違えているパターンがあります。

 

会話とは、野球のキャッチボールのように話す側と聞く側の間で言葉というボールを投げたり、キャッチしたりすることです。

 

話す側が聞く側にボールを投げたら、次は聞く側がボールを投げる番であり、お互いがボールを投げ合うからキャッチボールが成立します。

 

一方的にボールを受け取ってしまうと退屈してしまいますよね?

 

これを会話に置き換えると、ずっと相手の話を聞いていることになります。

 

つまり、

ボールを受け取っているだけでは、相手は退屈してしまうのです。

 

会話で重要なのは、

「相手ときちんとキャッチボールができているか」

ということです。

 

 

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 【話し上手な人が陥いるワナ】

 

なぜ話し上手でおもしろい人がワナに陥ってしまうのか。

ここでのワナというのは、話が上手な人が一方的に話して会話が終わっている状態を指します。

 

自分が話している時は誰もが楽しいと感じます。ある研究によると、人は自分の話をしている時に「ドーパミン」という脳内の物質が分泌され快楽を与えると判明しています。

詳しくは、下記のリンクを見てください。

https://kikuhito.net/?p=143

 

話し上手な人は、自分の話が面白と思って自分ばかり話してしまう人が多いです。

 

自分の話で実際に相手が笑ってくれていると、自分の話はおもしろいと思ってどんどん話続けてしまいます。

 

でも、会話は相手との言葉のキャッチボールをすることで、成立します。

 

なので、自分の話は面白いと思って一方的に話続きてしまう人は要注意です。

相手が笑っていても、心からその会話に満足してない場合があります。

 

 

【真のコミュニケーション力を得るためには】

 

話が上手なだけだとコミュニケーション力が高いとは限らないとなると、どうしたら相手が満足するコミュニケーションができるようになるのでしょうか。

 

それは、

相手の話もバランス良く聞くことです。

 

本当にコミュニケーション力が高い人は、適度に相手の話を聞いています。相手の話を聞くことで初めて会話が成立するので、一方的な会話は、真のコミュニケーションとは言えません。

 

相手の話を聞いていく中で、自分の話も適度に織り交ぜて話していく。そうすることで、相手も話すことができ、「会話」に満足します。

 

つまり、「話す」と「聞く」の割合が重要なのです。

 

自分が話して、相手も話すことで、お互いが「話す」ことができ、会話という言葉のキャッチボールにつながります。

 

コミュニケーション力が本当に優れている人を見つけて観察して見てください。

自分だけが話して相手を盛り上げているように見えても、実は相手の話もしっかりと聞いています。

 

 

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会話をしているお互いが楽しくなるようには、相手の話を聞くことに忠直して見てください。そうすれば、相手もあなたの話に心から楽しんでもらえるはずです。