自分にあった場所はある。【手放すことも1つの選択】
優秀な人になりたい。
成長したい。
カッコイイ自分になるために、成長を求めて新しい場所に行きます。
しかし、慣れない場所に行くと、最初はなんでも必要以上に心にダメージを感じてしまいます。
成長や変化の過程は辛い。
なんて言われますが、そんなことはわかっています。
成長できること分かっていて諦めたくないけど、辛すぎて今にも壊れそう。
そんな状態で頑張っても、心のどこかで後悔が残る気がします。
本当に自分が成長できる場が目の前の1つだけなのでしょうか。
自分が自信を持ってる部分を打ち砕かれて辛くなる時。
人間関係でうまくいかず、心が病みそうな時。
会社や学校、
どのコミュニティーにいても大なり小なりこういった問題に直面します。
自分が成長するためには、どんなに辛くてもその場所に居続けないといけない。
その場所にいるために、
「ここに居ないといけないんだ」
と自分の心に嘘をついてしまいます。
世界には196カ国あって、76億人が生活しています。
日本だけでも1.3億程の人がいるんです。
世界には他にもたくさんの人がいる。
そうとわかっていても、時に選択肢が1つしかないように感じてしまいます。
人の時間は限られています。
自分の人生すべてを使っても全世界の人と会えるわけではありません。
今、みなさんの周りにいる友人は、運命によって引き寄せられてあなたのところにいます。
四字熟語に有名な言葉がありますよね。
一期一会
引用:三省堂 新明解四字熟語辞典
「一期一会」って、千利休の弟子が書いた茶道具の秘伝書からきているんですね。言葉の由来なんて全く知らずに使っていました。(笑)
この秘伝書の後半部分に、茶人の心構えとして「一期に一度」と書かれているそうです。
「一期一会」という言葉があるように、1つ1つの出会いは運命の巡り合わせです。
だからこそ、すべての出会いを大事にすることは大切です。
僕も、この言葉は素敵だなと思います。
しかし、目の前の出会い1つ1つがすべて自分にマッチするなんてことはありません。
今の出会いに固執して、逆に息がしづらくなっていませんか。
心の中では、今すぐにでも抜け出したい。
そう感じている環境でも、
「今の出会いを大切にしたい自分」と「辛さから抜け出したい自分」が喧嘩し合ってしまうことがあります。
あなたの場所は1つだけじゃない。
成長と楽しさが揃ったあなただけの場所はきっと他にもあります。
新しいことを始めるとついつい完璧を求めてしまいます。
しかし、完璧を追い続けると体がもたずパンクしてしまうんです。
一期一会という言葉は素敵ですし、僕も好きな言葉です。
しかし、自分が出会った人すべてを大切にすることなんてそう簡単にできることではありません。
人なんですから、性格や考え方は違うのは当たり前です。
自分に合う人と合わない人なんてたくさんいます。
自分に嘘をついてまで、ムリに自分の合わない人といる必要はあるのでしょうか。
僕は、
「出会うすべての人を大切にしたい。目の前の出会い1つすらも大切にできないんじゃ人間失格だ!」
まだ学生で出会った人の数は少ないのですが、こんなことを思っていました。
まだ大した経験もしていないのに、偉っそうな学生ですみません(^_^;)
しかし、
「実際にすべて出会いを大切にすることは難しいことなんだな。」
そう感じる出来事が最近僕を襲いました。
もし、「一期一会」という言葉をあえて悪い表現にするとしたら、「ただのキレイごと」なのかもしれません。
自分に嘘をついてまで、合わない人と時間を過ごすことがそこまで大切だとは思えません。
自分が息のしやすい環境に移ったっていいんです。
辛い場所を離れるという選択はネガティブではありません。
「辛い環境から離れることは逃げているだけ」
そう言う人もいるかもしれません。
しかし、
辛い環境に我慢し続けていると、逃げることから遠ざかってしまいます。
そしていつに間にか、逃げることができなくなっているのです。
辛い環境から離れることはむしろ、ポジティブな選択です。
だって、新しい場所を探す旅に出られるのですから。
1番大切なのは、あなた自身です。
自分を犠牲にしてまで大切にすることなんてありません。
僕も自分にあった場所を探す旅に出ます。
今よりも居心地の良い場所が見つかることを祈って。
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