相手の心を開くには?「悩みの原因まで聞く」が鍵。
「共感」を得ることが相手の心を開くことにつながる
こんな言葉をよく聞きます。
でも実際「共感」ってどうやって相手から得ることができるでしょうか。
実際、「共感」ってどう得るのかなって考えている人も多いと思います。相手から「共感」を得ることは難しいです。
僕は、
相手の悩みを聞いてみる。
その悩みの原因と解決策を一緒に考える。
これが相手からの「共感」を得ることにつながります
ただやみくもに、
「就活で内定がもらえなくて悩んでるの?」
「自分にあった会社が見つからなくて悩んでるの?」
といったように相手に悩みを聞きまくればいいというものでもありません。
だからこそ、相手が今抱えている悩みの原因まで聞いた上で解決策を一緒に考えることが相手の悩みに共感することに繋がります。
今日は「共感」をテーマに営業インターンで学んだ「相手に心を開いてもらうためには相手の悩みに共感する」ということについてお話しできればと思います。
endeavor-inmylife.hatenablog.com
【スタートは相手の悩みを聞くこと】
営業インターンを始めて1か月の頃は全くといっていいほど営業先の方に話を聞いてもらえませんでした。話を聞いてもらえなかったのにはたくさんの理由がありました。
でもその中の一番の理由は、
相手の悩みを聞かずに自分のしたい話ばかりしてしまっていたこと
でした。
たとえば、広告会社の営業職としてあなたが働いているシーンを想像して見てください。
営業先に電話をする時に相手の企業の方が、
「認知度が低いからうちの商品が売れないんだよね」
「どの広告企業にすればいいのか分からないんだよね」
という悩みを抱えていたとします。
相手企業の方は、商品を少しでも多く売るためにいろんなアイデアを出して、
「どうやったら商品が売れるのかな」
「どうやったら商品の知名度が上がるのかな」
ということを毎日考えてると思います。
そういった企業の方に、
「弊社はインターネット広告を販売していて多くの実績があります」
「他の企業よりも予算を抑えて広告を掲載することができます」
と伝えたらどうでしょうか。
あなたの話をほとんど聞いてもらえないでしょう。
なぜなら、
相手の「悩み」を聞こうとしていないからです。
ただでさえ、相手の方は普段の業務で忙しい時に電話がかかってきたら
「なんだよ。また営業電話かよ」
と感じて話を聞いてくれないことがほとんどです。
僕自身も、営業インターンで営業電話をする際に商品の説明ばかりしてしまって、
全くアポイントメントが取れない日々が続いていました。
それは相手から「共感」を得られていなかったからです。
相手から「共感」を得るために、電話の向こうにいる人の悩みを聞くことで相手の方は話を聞いてくれるようになり次第に獲得できるアポイントの数も増えていきました。
相手から「共感」を得るには、相手の悩みを聞いて相談に乗るが大切です。
相手の悩みを聞こうとせず、商品の説明ばかりしてしまうと、
「なんだよいきなり電話してきて、商品の話しかしないのかよ」
と相手に思われてしまいます。
もうその時点で相手はあなたの話を聞こうとしなくなります。
相手から共感を得るには、相手が抱えている悩みを見つけてその悩みに寄り添うことが必要です。
【悩みの原因まで聞かないと意味がない】
相手の悩みをただ聞くだけでは、相手は心を開いてくれないでしょう。
表面上の悩み相談だけでは、
「この人、悩み相談に乗っているように見せかけてるだけだなぁ」
と感じてしまいます。
見せかけの悩み相談は、不信感を助長します。
たとえば、
「就活の面接で緊張してしまうことで悩んでるの?」と聞くだけでは、
悩み相談に乗っているように見せかけているだけで、相手は心を開いてくれないでしょう。
「社会人の人と話すことに慣れてないから緊張しちゃうの?」
「面接で話すことを頭に詰め込みすぎて緊張しちゃうの?」
といったように悩みの原因まで聞くことが大切です。
悩みの原因まで聞くことで、相手は、
「ただの見せかけではなく、自分のことを考えてくれているんだな」
感じ、心を次第に開いてくれるようになります。
つまり、
見せかけの悩み相談は、返って相手に不信感を抱かせてしまうということです。
その結果、共感も得られず相手は心を開いてはくれなくなってしまいます。
【まとめ】
相手から共感を得るためには、
「相手が抱えている悩みの原因まで聞いて、解決策を一緒に考えること」
これが大切です。
「何が原因で相手が悩んでいるのか」を聞いて、明確な言葉にすること。
そしてその悩みの解決策を一緒に考えることで、相手から共感を得ることに繋がります。
あなたの周りで、悩みを抱えてる人がいたら悩みの原因まで聞いて相談に乗ってみてください。相手から「共感」を得ることができ、ゆっくりと心を開いてくれるでしょう。
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