上手な相手への尋ね方【間接的に聞いてみる】

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唐突ですが、皆さんはこう聞かれるとどのように感じますか?

「今日の夜に行くレストランってもう予約してくれた?」

 

「少し急かされてるのかな?」と感じませんか。

ただ相手に確認したつもりでも、普段の聞き方で相手を急かしてしまっているかもしれません。

相手から急かされると少し窮屈に感じてしまいますよね。

 

相手に頼んだことの進捗状況ってなかなか聞きづらいものです。

「しつこいな」って思われたら嫌だなと思うと余計に聞きづらくなってしまいます。

  

どういった伝え方をすれば、気兼ねなく相手に進捗状況を聞けるのでしょうか。

 

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【急かされるのは嫌い、逆効果】

 

当然ではありますが、誰しも急かされることは嫌いです。

 

「〇〇日までの書類ってもう書いた?」

こう言われるとどうでしょうか。

 

少し相手から急かされてるのではないかと感じると思います。

 

やらないといけない事が溜まっている。

考える事が多すぎて頭がパンクしそう。

こんな時に他人から急かされてしまうと「やる気」が下がってしまいます。

これは、自分のペースを他人から乱されてしまうからです。

 

計画を立てて、自分のタイミングでやろうとしている時に急かされてしまうと、

「午後にやる予定だったのに。。。」

相手に急かされてしまうと、やる気が下がって頼まれたことから意識が遠ざかってしまいます。

 

「自分は相手に確認しただけ」と思っていたかもしれません。

しかし、相手の受け取り方が違うこともあるのです。

 

急かされてしまうと、誰しもネガティブな感情が湧いてしまいます。

「あとでやろうと思ってたのに。」

「まだ期限まで日にちがあるのに、まだ聞かなくてもいいじゃん。」

 

急かしたつもりはなくても、相手は急かされているように感じてしまう。

その結果、さらに相手のやる気を削いでしまう事があります。

伝え方によっては、相手の受け取り方がポジティブにもネガティブにもなり得るのです。

 

では、どういう聞き方をすれば相手にポジティブに受け取ってもらえるのでしょうか。

 

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【急かすではなく、手伝う】

 

聞き方は簡単です。ただ、

手伝えることはないかと相手に伝えることです。

 

多くの人は、

「〇〇日までの書類ってもう書いた?」

と聞いてしまいがちです。

 こう相手に聞いてしまうと、相手の人はただ急かされていると感じるだけでしょう。

 

しかし、

「もし〇〇日までの書類について分からないことがあったら手伝うよ」

こう言われたらどうでしょう。

 

手伝ってもらえることに意識が向いて、相手から急かされているようには感じませんよね。

言われた側は、「急かされている」という感情を抱かずに、自然と頼まれたことを意識するようになります。

 

 

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【まとめ】

時には自分の意図とは違った方向に物事が進むことがあります。

特にコミュニケーションでは、相手と自分の間に認識の違いが生じることは多々あります。

 

「何か困っていることがあったら手伝うよ」

これを進捗状況を聞く際に相手に伝える。

 

こうするだけで、相手のやる気を削ぐことなく進捗状況を聞くことができます。

「この前頼んだ〇〇って終わった?」

と直接的に進捗を聞くのではなく、手伝う意思を伝えることで間接的に相手に聞くことができるのです。

 

難しいコミュニケーションスキルなんて必要ありません。

ただ、「手伝う意思」を相手に伝えるだけです。

 

今までの相手への聞き方を変えてみてください。

きっと相手はネガティブな感情を抱かずにあなたの質問に答えてくれるはずです。

 

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