ディスカッションって何のためにするの?
自分の意見を相手に伝えたいのに、なかなか勇気が出なくて伝えられない。そんなことはありませんか?
学校等でグループでディスカッションをする機会が多かれ少なかれあると思います。せっかく、時間をかけて準備したのに自分の意見を伝えられないともどかしいですよね。
自分だけではなく、自分の意見をうまく伝えることができない人も多いと思います。
「自分の意見が間違っていたらどうしよう」と考えてしまうと、意見を言うことから遠ざかってしまいます。
しかし、
意見を何も言わず、ただ座って時間が経つのを待っているのは勿体無いです。
自分の意見を周りの人に伝えることで新しいアイデアが生まれることだってあります。
今回は、
ディスカッションで気軽に意見が言えるようになる考え方
についてお話しします。
endeavor-inmylife.hatenablog.com
【ディスカッションの目的って?】
ディスカッションの目的は、異なる意見を持った人同士が話し合いをして、テーマに沿った結論を出す事です。
中には、新しいアイデアを生み出すためのディスカッションもあります。
しかし、ディスカッションのグループの中には自分の意見を押し付けてくる人がいる場合もあります。
「その意見は、なんか違うと思う。」
「〇〇っていう理由があるから、僕の意見は間違ってないと思う」
こんな事を言ってくる人が今までのディスカッションでいませんでしたか?
正直言って、神様でもない限り、絶対的に正しい意見を持っている人なんていないと僕は思います。
それぞれ違った経験を持った人が意見を出し合うからこそ、ディスカッションではいろんな意見が飛び交います。
しかし、グループ内で一部の人だけが発言していては、もはやディスカッションではなくただの講演会になってしまいかねません。
つまり、ディスカッションでは、
グループの全員が意見を伝える
これがディスカッションの目的を達成するために大切なことです。
endeavor-inmylife.hatenablog.com
【正解・不正解ではなく、賛成か反対か】
今僕は、アメリカのカリフォルニア州にある大学に留学に来ています。なので、アメリカの学生とディスカッションをすることが多々あります。
アメリカの学生とディスカッションをして、1番驚いたのが意見を言わない人が1人もいないことです。
まるで芸人のようなマシンガントークでアメリカの学生は話していました。
たまに「言葉の戦争」をしているのかと感じることもあります。
なぜ、「アメリカの学生はハッキリと自分の意見を言えているのか」という事をディスカッションを聞きながら考えました。
そして、気づいたことが、
「その意見には賛成です!」
「その意見には反対かな」
この言葉が頻繁に飛び交っていたのです。
つまり、
誰も相手の意見を否定していない
日本で就活の説明会等に行った時に何回かグループでディスカッションをする機会がありました。
その時には、相手の意見を否定したり、自分の意見をゴリ押しする人がいました。
しかし、アメリカでは相手の意見を否定せず、賛成か反対のどちらかを相手に伝えた上で話し合いが進んでいました。
アメリカ人は、自分の意見をしっかりと相手に伝えることができる国民性だと言われています。それ以外にも、「相手の意見を否定しない姿勢」を持っているからこそ、彼らは意見をハッキリと伝えられているのです。
ディスカッションでは、意見に正解・不正解はない。
相手の意見に対して、自分は「賛成」か「反対」という考え方が根底にあるのです。
【まとめ】
「自分の意見が間違っていたら...」と考えてしまうと、ディスカッションで自分の意見を伝えることが難しくなってしまいます。
しかし、ディスカッションは、
グループの全員が意見を交換して、結論やアイデアを出すこと
が目的です。
そして、ディスカッションで大切な考え方が、
1. 意見に正解・不正解はない
2. 相手の意見を否定するのではなく、賛成か反対かを伝えること
この2つの考え方があってこそ、ディスカッションが成立するのだと思います。
相手の意見を受け入れた上で、「賛成」か「反対」を議論することが、より良い結論に繋がると思います。
「自分の意見が間違っていたらどうしよう」と思い込まず、相手にあなたの意見を伝えてみてください。
お互いの意見を受け入れた上で、話し合える仲間と一緒により良いディスカッションをしていきましょう。
endeavor-inmylife.hatenablog.com